環境・リサイクル機器
風力選別機 エアジェットセパレータ
特長
エアジェットセパレータは気流中に処理物を投入し、その飛散距離の差により重量物と軽量物の2種類に分別する選別装置です。
送風ノズルにより装置内に送られた選別エアは、送風ノズルの斜め上方に設置した吸引ノズルにより吸引、排気されます。機内で吹き飛ばされた処理物のうち、重量物は分岐板の手前に、軽量物は分岐板の後方に落下して装置外に排出されます。送風ノズルと吸引ノズルの間にはくし歯を設置し、気流に随伴する極軽量物を捕捉し、軽量物側に排出します。
- 大容量の選別処理が可能
- 容器包装リサイクル法対象物の大量選別処理が可能です。混合資源ごみ、あるいは容器包装リサイクル法により回収された嵩張るプラスチックの選別にご利用いただけます。
- 回収物にシール機構が不要
- 選別機排出部の静圧をわずかな負圧としているため回収部にシール機構の必要がありません。従って、ロータリーバルブなどの排出機構を必要とせず、シンプルな構造となっています。
- メンテナンスが容易
- 装置に振動機構や高速回転部を持たないため、トラブルが少なく、また、吸引型の風力選別でないため、処理物の閉塞等もなく保守管理が容易です。
標準機種と処理能力
型式 | 処理能力(t/h) | 風量(㎥/min) | 呼称寸法W×L×H(mm) |
---|---|---|---|
JS950 | 1.5 | 110~ | 950×4500×3700 |
JS1400 | 2.0 | 140~ | 1400×7000×4300 |
JS2000 | 3.0 | 200~ | 2000×8000×5800 |
JS2400 | 3.5 | 250~ | 2400×8500×5800 |
※処理能力は廃プラスチックのかさ比重が0,02t/m³の場合です。風量は処理能力によって異なります。