砕石・鉱山機器

ジャイレトリクラッシャ(KG型)

コーンクラッシャ:ジャイレトリクラッシャ(KG型)

特長

大きな処理能力と長寿命
原石の粒度分布に対応した破砕室形状(※)により、高硬度で 高強度の大塊破砕においてもスベリやジャンピング現象が ほとんど無いため、低動力で大きな処理能力が得られ、またマントル、コーンケーブの破砕面の摩耗も従来のように下端 部のみの局部的な摩耗が無いため、マントル、コーンケーブの 歩留りがよく、寿命が長くなっています。上部軸受のシール構造は外側に固着した泥分、ダストをかき落とすスクレーパを取付け、内側は2重シール構造としている ため、球面軸受の寿命も長くなっています。
運転効率の向上
コーンケーブの取付け方法は、自動締り構造(※)のため長期間の使用にもゆるむことがなく、運転効率の向上ができます。
優れた防塵効果
本体のダストシール構造が従来と異なり、特殊材質のダストリングとエヤカーテン方式(※)の併用により、優れた防塵 効果を発揮しています。
メンテナンス、短時間調整も容易
上部軸受に球面軸受を採用しているため、主軸の追従性に優れ、負荷容量も大きいため寿命が長く、また球面軸受の内輪はスリーブ構造(※)としているため、メンテナンスも容易になっています。間隙測定器が標準装備され、破砕間隙の調整は油圧装置により、押ボタン操作で短時間に調整が可能です。

(※)=特許出願

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処理能力

呼び 原料最大塊
(mm)
長さ×
幅×
厚み
電動機
出力(kW)
標準処理能力(t/h)
出口セット(O.S.S=開き側 mm)
95 105 115 125 140 150 165 180 190 200 215 230 245 260 270 290 305
KG09515 650×
900×
1300
190~250 (700) 810 920 1020 1160 1250 1380 1490
KG10516 700×
1000×
1400
220~270 (830) 960 1080 1200 1360 1440 1580 1710
KG11517 800×
1150×
1600
250~320 (1140) 1160 1380 1540 1640 1780 1930 2030
KG12518 900×
1250×
1800
300~360 (1460) 1570 1740 1840 2000 2160 2270 2380
KG13519 950×
1350×
1900
320~400 (1730) 1920 2050 2230 2410 2530 2650 2840 3020
KG14521 1030×
1450×
2050
400~480 (2340) 2500 2710 2930 3080 3220 3440 3660 3880
KG15522 1050×
1500×
2100
450~520 (2750) 2990 3230 3390 3550 3800 4040 4280 4520
KG16525 1130×
1600×
2250
520~650 (3860) 4170 4370 4570 4880 5180 5490 5800 6100 6400
KG17527 1200×
1700×
2400
650~750 (4820) 5100 5350 5730 6100 6480 6850 7240 7620 8000

注記)
1. 記能力表は、かさ密度1.6t/m3、石灰石程度の比較的破砕しやすい原石を破砕した場合を示します。
2. 実際の能力は、原石性状(圧縮強度、粒度など)、表土分の混入などによって変動します。
3. ( )で示された出口セットを希望される場合にはご相談下さい。
4. 原石性状によっては、出口隙間は上記範囲で使用できない場合もあります。